著者:江原啓之氏

江原啓之氏はスピリチュアル・カウンセラーとして有名ですよね。
「オーラの泉」というTV番組では、芸能人の前世、守護霊、オーラを見て、
現在のその人の状況、そして今後の人生の歩み方などをアドバイスされています。
わたし自身、オーラや前世、守護霊についてはよく解りません。
が、何故か興味はあります。
わたしの友達で、「酒を飲んで酔うと、他人の守護霊が見える」という女性がいます。
以前一緒に飲んだ時に、酔っ払って赤ら顔になった彼女から、
「あ、黒い帽子をかぶった優しい顔の男性があなたの後ろにいるよ」
「彼はあなたのことを守っています」
「図書館が見えるけれど、何だろう?」
などと言われました。
でもねー、酔った状態で言われても、いまいち信用性がないのですが^^;;
それはさておき、この「ペットはあなたのスピリチュアル・パートナー」という本。
江原さんの本というだけあって、即売り切れ、在庫切れ。
わたしは10月初旬に本屋に注文して、ようやく一昨日手に入れました。
元々は、「婦人公論」誌上で連載されていたものだそうです。
江原さんらしく、「ペットと人」との関わりについて、霊的視点から書かれています。
霊や精神世界に興味が無い方は敬遠されるかもしれませんが、
そればかりではなく、ペットを飼われている人の多くが悩んでいるであろう事、
例えば、病気になってしまった時にどう対応すれば良いのか?
障害を持った子にはどう接すれば良いのか?
去勢はするべきか?ペットロスから立ち直るには?等、興味深いことが
解りやすく書かれています。
江原さん自身も2匹のワンちゃんを飼われています。
大学生の時に、捨て猫を拾って飼いはじめてからの動物愛好家だとか。
そしていつもご自分のペット達に癒されているとのことです。
かくいうわたしも、毎日チャッピィに癒されています。
何故ペットは人を癒すことができるのでしょうか?
江原さんは著書の中でこう書かれています。
「動物というのは、人間が無意識にでも与えた分だけの愛をそのまま返す存在。
そこには計算などは働いていない。人間からの愛情を感じればそれに本能的に
愛を返すのです」と。
人間を信頼し、無償の愛を捧げてくれるペット達。
わたし達人間もその愛に応えなければいけません。
ペットに愛を与え、そして愛を返してもらう。それで癒されたら、また愛を返す。
そこからまたお互いの信頼関係も生まれます。
ペット達は人間を愛しています。そして信頼しています。
わたし達はその「愛」や「信頼」を裏切ることなく、最後まで大切に育てていくべきです。
しかし、以前の記事でも書かせていただきましたが、世の中には平気で
裏切り行為をする人たちがいます。
虐待をしたり、捨てたりする人。
仲良くさせていただいているMyuMyuさんのブログ「たもやんのとりあえず「生」」の
昨日の記事(10/26)で、生きている老犬が、動物の死体置き場に捨てられていたことに
ついて書かれているのを目にしました。
(詳しい内容はMyuMyuさんのブログ記事「信じられないこと」をご覧下さい)
涙が溢れ出ました。ショックでした。
何故そのようなことが出来るのでしょうか?
ワンちゃんの心は深く傷ついていることでしょう。
このワンちゃんの飼い主さんは、どういった動機で飼いはじめたのでしょうか?
小さくてぬいぐるみのように可愛かったから?
大きくなって、歳をとって、面倒をみるのが大変だから捨てたの?
ペットを飼うということは、一つの大切な命を預かるということ。
命の重さというものをどう理解しているのでしょうか?
それともこの飼い主さんにとって、動物の命なんて軽いものにすぎないのでしょうか?
幸い捨てられたワンちゃんは、心の優しい方に保護され、今は新しい飼い主さんが
現れることを待っています。
しばらくの間、傷ついたワンちゃんは心を閉ざしてしまって、人に懐くことはないでしょう。
しかし、新しい飼い主さんが、たくさんの愛情を傾ければ、いつか必ず心を開いてくれます。
良い飼い主さんが見つかり、幸せになってくれることを願うばかりです。

チャッピィの笑顔。
純粋な小さな瞳で、真っ直ぐにわたしを見つめています。
みなさんのペットも同じ笑顔・瞳であなたのことを見つめています。
わたし達の愛すべき、そして大切なパートナー・家族であることを忘れないで。
☆犬の願い(犬の十戒)→過去記事
☆責任を持って面倒をみようね!→過去記事
柴犬豆柴江原啓之ペットはあなたのスピリチュアル・パートナー犬の十戒